寒の中、赤城おろしもサービス精神満点で毎日吹き降ろしてくれる毎日です。
さて、本日は当ホームで取り組んでいる自立支援介護についてお話をさせてください。
ご利用者様とのやり取りの中でちょっとでも動けたら嬉しい、やっぱり歩きたいなど様々なご意見をいただきます。
そのようなご意見を頂きながら運動を提供している毎日ですが、リハビリだけでなく、日常の中にもリハビリの要素を混ぜた自立支援介護というものを実践しています。
今回ご紹介させて頂きますご利用者様は当初お部屋にこもりがちで運動もあまりやりたくないなぁというお話を頂いていたご入居者様でした。
ある日お部屋でお話を伺っていると「実は歩きたいんだ。歩いて好きな物を食べたりしたいんだよ。でも膝が悪くてね・・・。」と。
歩きたい気持ちだけでなく、身体が気持ちについていけるか確認をさせて頂き、ご本人に「一緒にやってみましょう!」と声掛けをさせて頂きました。
始めは立つところから始めていき、平行棒、それからセーフティーウォーカーという椅子のついた歩行器に、という段階で練習を行っていきました。
リハビリ中に自分の歩いている姿を見て頂くことなどしていくことなど行っていく中でご本人がどんどん意欲的になっていきました。
そして、お部屋から食堂までを介護職員と楽しみながら歩くこともできるようになりました。
お部屋から介護職員とともに準備をして・・・
廊下をしっかりと進み・・・
ご本人の椅子までもう少し・・・!
到着した時の笑顔、忘れられません♪
こんな笑顔をご入居者、職員一同で共有しています。
面会がなかなか出来ない状況でありご家族様には直接見て頂けない状況なので動画撮影をさせて頂き、日々の練習をご覧になって頂いています。
当ホームでは自立支援に基づいて機能訓練を生活に即した形で提供できるように日々工夫をしております。
機能訓練指導員だけでなく、生活の中で介護職員が行う立つ、歩くなど日常動作を通じた練習を行っております。
運動が嫌いな方においても当ホームでの生活に少しでも楽しみが出来るように生きがいを大切にしたリハビリテーションや介護の提供に努めておりますのでお気軽にご連絡をください。
お待ち申し上げております。
編集:健康管理サービス課